こんにちは、しゅんさんぽ(@shunsanpo)です。
昨今のカメラブームで、最近では私の周りでもカメラを始める人が増えてきました。
そんな時必ず聞かれることが、「これからカメラを始めたいんだけど、カメラだけ買えばいいの?他に一緒に買っておいた方がいいものはあるの?」です。
決して安い買い物ではないので、不安なこともたくさんあるかと思います。
そこで、カメラ歴6年ほどの私が本当に必要だと感じたものを紹介してみますので、ご参考になれば幸いです。
目次
必須レベル★★★
SDカード
必須というか、これがないと写真が保存できません。
最近のカメラは高画質機が増えていますので、容量は大きめのものを用意しておくと安心です。最低でも8GB、できれば32GBが欲しいところ。この数字が大きれば大きいほど、1枚のSDカードでたくさんの写真を保存できます。
あとは転送速度などもありますが、とりあえず最初は「Class10」と書かれたものを購入すれば問題はないかなと思います。Class2やClass4などのあまり遅いものを選ぶと、保存に時間がかかったり連射が出来ないなど、スムーズな写真撮影に支障が出てきます。
しかし現在市場に出回っているほとんどがClass10に対応しているので、それほど難しく考える必要はありません。
レンズ保護フィルター(レンズプロテクター)
その名の通り、レンズを保護するためのフィルターです。カメラはボディ(本体)も高いですが、実はレンズも同じぐらい、ものによってはそれ以上のお値段がします。
そしてレンズの傷はそのまま画質にも強く影響してしまいます。フィルターをつけることによって画質が落ちてしまうとも言われていますが、あまりに安いものを選ばない限りそれほど影響はないと思います。それよりも、レンズに傷がついてしまっては元も子もありません。しっかり守ってあげましょう。
ちなみにレンズごとにフィルター径が決まっているため、お使いのレンズに合ったサイズを選びましょう。サイズが違うものはそのままでは装着できません。
カメラストラップ
肩や首からカメラを下げるためのストラップです。落下防止、両手がフリーになる、みんな同じになりがちなカメラの中で個性が出しやすいアイテムなど、たくさんのメリットがあります。
新品で購入する場合は、純正のカメラストラップが付いていると思います。もし中古で購入されてセットになっていない場合は、別途用意しておきましょう。
国内メーカー、海外メーカー、個人販売店など、とにかく種類が豊富です。定番の人気商品を使うも良し、人と被らないようなマニアックな商品を使うも良しです。
ブロアー
ブロアーとは、しゅぽしゅぽしてゴミを吹き飛ばすあれです。
何に使うのかと言うと、レンズ表面に付いたゴミを飛ばす、レンズ交換時にセンサーに付いてしまったゴミを飛ばす、ファインダーに付いてしまったゴミを飛ばすなどです。
ファインダーのゴミは実際の写真には写りませんが、レンズやセンサーのゴミは写真の写りに直結してしまいます。常にきれいにしておきましょう。
私は家で使う用にしっかりとした大きいもの、外に持ち出す用にコンパクトなもの、2種類を使い分けています。
レンズペン
レンズペンとは、カメラのメンテナンスにはなくてはならないものです。
カメラを使っていると、不意にレンズを触ってしまって指紋が付いてしまったり、花を撮影していると知らないうちに花粉が付いてしまっていたりするものです。
そこでレンズペンが大活躍します。キャップを外すとセーム革のチップがあらわれます。そのチップでレンズ表面をくるくると拭き上げていきます。たったこれだけでレンズ表面の汚れがびっくりするぐらいきれいに取れてしまいます。
サイズもコンパクトで、常にカバンに入れて持ち歩いています。
必須レベル★★☆
予備バッテリー
現在人気沸騰中のミラーレスカメラ。その唯一とも言える弱点がバッテリー持ちの悪さです。私のメイン機であるSONYのα7RⅡも例外ではなく、一日撮影の日にはバッテリーを4本消費します。
大事なシャッターチャンスを逃さないためにも、予備バッテリーは必ず持っておくべきです。旅行でカメラを使いたいという人は、そんなに枚数を撮らなくても電源を入れたり切ったりを繰り返すことが多くなるので、最低でも一つは予備バッテリーを持っておきましょう。
以下のリンクはSONY α7RII用バッテリーです。必ずお使いの機種に合ったバッテリーを購入してください。
純正品は高くてちょっと・・・という方は、互換バッテリーもご検討ください。私も互換バッテリーを使っていますが、現在も問題なく使用できています。
モバイルバッテリー
続いてもバッテリーです。スマホ世代だと持っているのが当然のようになってきましたが、外でスマホを充電するためのアイテムです。
ミラーレスカメラだと、このモバイルバッテリーからmicroUSBで直接カメラと繋いで充電できる機種もあります。(SONY αシリーズ・パナソニック LUMIX DC-GX7MK3・FUJIFILM XT-2など)
ドライボックス(防湿庫)
カメラやレンズは湿気に弱く、湿気の高いところに置いているとカビが生えてしまうことがあります。カビは写真の写りに影響を与えてしまいます。しかもカビ取りの修理はとんでもなく高額です。
そうなる前にドライボックスでカビを予防しましょう。この箱の中に除湿剤を入れるスペースがあり、これによって湿度を管理できます。
しかし毎日持ち出して使用する方は、ドライボックスに入れる必要はないかと思います。毎日は触れない人、使っていないレンズ(ダブルズームセットの望遠レンズなど)がある人は、しっかりと防湿庫で保管しましょう。
必須レベル★☆☆
三脚
三脚もひとつ持っておくと便利です。
夜や室内など暗いところでブレのない写真を撮りたいとき、旅行の記念撮影を撮るとき、花火や星など本格的な写真を撮るとき、そんな時に三脚は大活躍します。
ただ値段がピンキリでどれがいいのか悩まれると思います。必ず確認して欲しいのは、「耐荷重」です。ご使用の機材重量(レンズも含めた重量)にしっかりと耐えられる三脚を選びましょう。重量オーバーしていたりギリギリを選んでしまうと、不安定で倒れる危険性があります。重量に余裕のある三脚を選ぶべきです。
あとは主な材質として、アルミとカーボンがあります。アルミは安いけど重い、カーボンは高いけど軽い。登山などに持って行こうと思われる方はカーボンが圧倒的におすすめです。
私がメインで使用している三脚はこちらです。とにかく軽くて丈夫なので安心感があります。
私が初めて購入した三脚はこちらです。値段は安いですが、問題なく使用できていました。まずはこちらから始めてみるのもいいかもしれません。
ストロボ
ストロボも余裕があれば欲しいアイテムのひとつ。ストロボがあれば、夜や暗い室内でも撮影が出来てしまいます。
カメラ本体にストロボが付いている機種もありますが、外付けのストロボであれば角度の調整ができます。これがなによりの強み。カメラ本体のストロボでは角度が調整できないため、被写体に向けて直接光を当てることになります。そうすると、不自然な影が出来てしまったり、被写体だけが明るくなり背景が真っ暗になったりと、不都合な点が生じてしまいます。
そこで外付けのストロボであれば、角度も上に向けて、天井に光を当てる(天井バウンス)ことなどで、被写体全体に光を回すことができ、明るくて自然な写真を簡単に撮ることができます。
純正品は高くてなかなか手を出しにくいので、まずはサードパーティ製でいろいろとお試しすることをおすすめします。
レンズ
これからカメラを始める人に何を言ってんだ?レンズならカメラに付いてきたよ?と思われるかもしれません。でも、予算に余裕のある人はレンズも一緒に買ってもらいたいのです。
カメラを買ったときに付属で付いているレンズ、いわゆるキットレンズです。それでも十分に写真は撮れますし、センスがあればレンズなんて関係ないというのも事実です。
しかしせっかくカメラを始めるなら撮りたくないですか?背景のボケた写真、主題がふわっと浮き上がるような写真を。こうした写真が撮りたい方は単焦点レンズも検討してみてください。
どのメーカーからも「撒き餌レンズ」と呼ばれるものが発売されています。リーズナブルな値段で単焦点の魅力を体験できてしまいます。ここから交換レンズの深い沼へと落ちていくのです。
まとめ
今回たくさんの商品を紹介してみました。いかがだったでしょうか。
実際にカメラをやっていく中で、他にも必要なものはもちろん出てくるかと思います。しかしまずはここで紹介したものがあればそれほど困ることはありません。実際今回紹介したアイテムが、私の撮影環境そのものとも言えます。
とにかく最初はあまり難しく考えすぎず、必要であれば買い足せばいいぐらいの気持ちでまずは一歩踏み出していただけたらと思います。
それでは、どうか素敵なカメラライフを。