こんにちは、しゅんさんぽ(@shunsanpo)です。
ほとんど美術館には行くことのない私でも、作品の解説までじっくり読んでしまうぐらい隅から隅まで楽しめた美術館が鳥取県にあります。
それが今回ご紹介する「植田正治写真美術館」です。
植田正治写真美術館とは
世界的にも有名な写真家、植田正治(うえだしょうじ)の作品が15,000点収蔵されている美術館です。
建築家・高松伸設計で、大自然の中に佇む現代的な建物自体もこの美術館の魅力の一つ。
館内からは逆さ富士が撮影できるスポットも用意されているなど、写真を見て楽しむだけでなく、写真を撮って楽しむこともできるスポットです。
写真好きなら行かない理由がありません。
アクセス
中国地方の最高峰、鳥取県大山の麓にその美術館はあります。
最寄り駅である「JR米子駅」からタクシー・バスで25分ということで、正直アクセスが良いとは言えません。美術館の周りにはただただ広大な自然が広がっていました。
無料駐車場(普通車100台)が完備されているため、自家用車で行くことをおすすめします。
見どころ
展示品がすごい
言うまでもなく、展示されている作品たちが何よりの魅力です。ただし、展示室内は撮影禁止のため、写真でご紹介することができません。
どんな作品が展示されているかは、ぜひ実際に訪れて確かめていただきたいです。
地元・鳥取砂丘で撮影された写真も数多く展示されており、鳥取砂丘とセットで訪れるとより楽しめるかもしれません。私は鳥取砂丘に行ったあとに美術館を訪れましたが、こういう風に撮ればよかったのか(モデルも小道具もなかったので実現は不可能でしたが)という発見もあり面白かったです。
どの作品をとっても、センスとアイデアと好奇心に驚かされます。
建物がおしゃれ
白を基調とした外観。
1階は展示スペースと売店があります。
2階に上がると広々としたロビーがお出迎え。
大きな窓からたっぷりの光が差し込みます。冬場に訪れたため木々に元気がありませんが、夏には青々と茂るのでしょうか。
白い壁はついつい撮りたくなりますね。
清潔感のある館内。どこを切り取っても絵になります。
そして外を見れば、大きな山、大山さんがこんにちは。
フォトスポットも設置
2階からは逆さ富士ならぬ、逆さ大山を見ることができます。こんな設計考えるなんて天才。
窓には、帽子の影のようなものが見えます。
そして、その横にはこんなステッキが。
なんか違う。
そうそう、こういう感じを求めてました。
写真を撮らずにはいられないスポットです。植田正治になりきって撮影しましょう。
さいごに
作品は撮影禁止のため、建物にフォーカスした記事になってしまいました。そのため、魅力の半分ほどしか伝えられなかったのが残念です。
それでも記事にしてしまうぐらい、本当に行ってよかったなと思える美術館でした。特に写真好きは楽しめること間違いなしです。
作品を見て刺激を受け、その高まった気持ちのまま大山や鳥取砂丘へ写真撮影に出かけ、そして最後は三朝温泉やはわい温泉で疲れを癒やす。
さらに鳥取自動車道(通行無料)が全線開通され、関西からも気軽に訪れることができるようになりました。
鳥取県、最高じゃないですか。
施設情報
施設名 | 植田正治写真美術館 |
住所 | 〒689-4107 鳥取県西伯郡伯耆町須村353-3 |
電話番号 | 0859-39-8000 |
営業時間 | 10:00-17:00 |
定休日 | 毎週火曜日(祝日の場合は翌日) |
入館料 | 一般:1,000円 高校大学生:500円 小中学生:300円 |
公式HP | https://www.houki-town.jp/ueda/ |