こんにちは、しゅんさんぽ(@shunsanpo)です。
今回は、Canon(キヤノン)から発売されている「EF24-105mm F4L IS USM」をレビューしてみたいと思います。
目次
「EF24-105mm F4L IS USM」のスペックと特徴
スペック
- 定価:145,000円(ケース・フード付き)
- 発売日:2005年9月28日
- 焦点距離:24mm~105mm
- レンズ構成:13群 18枚
- 絞り羽根枚数:8枚
- 最小絞り:22
- 最短撮影距離:0.45m
- 最大撮影倍率:0.23倍(105mm時)
- 大きさ:φ83.5mm×107mm
- 重量:約670g
- フィルター径:77mm
- 手振れ補正効果:約3段分
Canonユーザーの憧れ、Lレンズ。EOS 5DやEOS 6Dなど、Canonのフルサイズカメラのキットレンズにもなっていました。
特徴
ズームレンズでは望遠側になるにつれて開放F値が大きくなってしまうものもありますが、このレンズは広角(24mm)から望遠(105mm)まで、どの焦点距離でもF4通しで使うことができます。
約3段分の手振れ補正も付いており、レンズ自体も左手でしっかり支えられる大きさですので、慣れてくると手振れはかなり抑えられると思います。さらに防塵防滴なので取り扱いも神経質になりすぎずに済みます。
幅広い焦点距離をこれ一本でカバーできますので、旅行などのお出かけにも最適です。
実は新型が出ています
紹介しておいてあれですが、このレンズ、すでに生産が終了しています・・・。
でも安心してください。その後継機種である「EF24-105mm F4L IS Ⅱ USM」が2016年11月に発売されています。
新型の主な変更点は以下の通り。
- 特殊コーティング(ASC)でフレア・ゴーストを低減
- 歪曲収差の発生の抑制や周辺綱領の改善
- ズームロックレバーの追加(下を向けると勝手にレンズが伸びるのを防止)
- 長さが11mm、質量が125gアップと大型化
- 手振れ補正が約4段分に向上
- レンズ表面の汚れを取りやすいフッ素コーティングの追加
いろいろと進化しています。ズームロックはほんとうらやましい。
まとめると、サイズはちょっとだけ大きくなったけど、手振れ補正も良くなったし画質も良くなったよということです。
これから新品を買うなら断然新型をオススメします。
「EF24-105mm F4L IS USM」作例
広角域(24mm-35mm)
標準域(35mm-70mm)
望遠域(70mm-105mm)
まとめ
EF24-105mm F4L IS USMのいいところ
- 広角から望遠までF4通しで使える
- 105mmまであるのが地味に嬉しい
- 防塵防滴
- 中古だとなんと5万円台
- Lレンズかっこいい
EF24-105mm F4L IS USMのもうひとつなところ
- 型落ち
- F4でも十分だが、もうちょっと明るさが欲しいときもある
- ズームロックがないので、気づいたらレンズが伸びている
Canon時代から使っているレンズで、SONYへ移行した今でも変わらず愛用しています。
▷ Canon用レンズをSONY機で使ってみた「SIGMAマウントコンバーター MC-11」レビュー
Lレンズが5万円台ってすごい。こんなに便利でかっこいいレンズがたったの5万円。これはお値段以上。
最近は単焦点レンズをメインで使用しているので少し出番は減ってしまいましたが、振り返ってみると間違いなく人生で一番使っているレンズです。
新型はもちろんおすすめですが、型落ちでコスパ抜群の「EF24-105mm F4L IS USM」もおすすめです!