こんにちは。しゅんさんぽ(@shunsanpo)です。
最近新しいレンズを手に入れました。そして、新しいカメラやレンズを買うと、必ずやりたくなることがあります。
それは、「物撮り(ぶつどり)」です。
以前にも物撮りに関する記事は紹介しましたが、今読み返してもあまりにひどい内容でした。(実験自体はとても楽しかった)
▷ 【実験】物撮りでライティングや撮影ボックスを使わずに、反射や影を消す方法
気を取り直して、「物撮り環境を整える企画」第一段として、今回は「背景シート」を作っていきたいと思います。
目次
過去にも背景シートを自作していた
百均のアイテムで背景シートを作った
実は、過去にも背景シートを自作しています。
巷でフラットレイシートがブームなので、百均で材料買って自作してみた。材料費1,404円、制作時間2時間。自作するメリットは皆無だと実証されました。 pic.twitter.com/eE8xkLKDlu
— しゅんさんぽ (@shunsanpo) 2018年2月12日
その時に作ったものが意外と出来が良く、これまでずっと使ってきていました。
これらは、百均で買ってきた工作用紙とリメイクシートのみで作成したものです。意外とよく出来ています(二回目)。
百均のアイテムで作った背景シートの不満点
このブログでもたびたび使っており、いつでもぱっと取り出せる場所にずっと置いていました。しかし4ヶ月ほど使っているうちに、やはり不満点も出てきました。
ヨレが目立つ
これは完全に私の横着だったのですが、少し雑に作業した結果、ヨレている部分ができてしまいました。工作用紙に貼ったので、一度貼ったら最後、もう貼り直すことが出来ませんでした。
工作用紙なので小さい
工作用紙なので、サイズは318mm×450mmと、少し物足りない大きさでした。なので、二枚を貼り合わせて使用していました。
ここでまた一つ問題点が。折り目が汚い。目立ちます。(セロテープで浮かないようにしているのも汚い)
裏を見るともっと汚い。
やわらかい紙なので立てて保管できない
工作用紙はあまり丈夫ではなく、置き場所に困ってしまいました。壁に立てかけてもふにゃっと曲がってしまい、変な癖がついてしまうと撮影にも影響が出ます。
そのため、カメラのドライボックスの上に重ねて置いていましたが、カメラを取り出す度に除けないといけないのが面倒臭くなってしまいました。
バージョンアップした背景シートを自作してみた
自作背景シートの材料
- プリント合板(ホームセンターで購入)¥1,000 / 一枚
- リメイクシート(百均で購入)¥100 / 一枚
前回作ったものとの違いは、工作用紙をプリント合板に変えただけです。
プリント合板とは、薄い木の板にプリントされたシートが貼られている商品です。つまり自作するまでもなく、背景シートがすでに完成しています。
しかし、プリント合板は片面のみシートが貼られているものが多く、さらに好みの柄が貼られているとは限りません。ですので、好みの柄のリメイクシートを購入して、木がむき出しになっている裏面に貼り付けてみました。
自作背景シートの作り方
① 丸まったリメイクシートをよく伸ばす
これが前回失敗した原因でもあります。リメイクシートはポスターのように丸められて販売されています。これを伸ばさずに貼ると、ヨレてしまったり、シート同士が貼りついてしまったりと上手く作業できません。
伸ばした状態で上に重りを乗せ、20~30分放置しましょう。
② 丁寧に貼っていく
当然と言えば当然ですが、とにかく丁寧に作業を行うことが成功のコツです。時間と気持ちに余裕があるときに作業を行いましょう。
③ リメイクシートのつなぎ目は特に丁寧に
百均で購入したリメイクシートの大きさでは足りない場合もあります。その時はリメイクシートを複数枚買うことになるのですが、問題はそのつなぎ目。
真っ白など1色のみであれば良いのですが、柄物だとどうしてもつなぎ目が不自然になりがちです。しかしここは妥協せず、切っては貼ってを繰り返しましょう。
ここでの丁寧さが仕上がりに大きく影響します。
④ と言ってる間に完成です
これが実際に作った背景シート。前回と同じ模様を買いました。
こちらはプリント合板にもともとプリントされていた面。これを合わせると、合計6種類を使うことができるようになりました。
今回のまとめ
ほとんど完成品を買ってきただけですが、好みの柄の背景シートを作ることができました。
材料費は一枚あたり1,200円ほどかかりましたが、半永久的に使えることを考えると安いのではないのでしょうか?
900mm×600mmのプリント合板を使用したので、大きさも必要十分、置き場所に困っていた件も、現在は壁に立てかけて保管しています。
ということで、「物撮り環境を整える企画」第一段は無事に成功しました。次回はいつになるかわかりませんが、少しずつ試してみながらまた記事にしていこうと思います。
大きな声では言えませんが、小物を撮るだけならフラットレイシートもおすすめです。