美山かやぶきの里「雪灯廊」に行ってきた。ライトアップ、冬の夜空の花火が美しい【京都】

こんにちは、しゅんさんぽ(@shunsanpo)です。

いきなりですが、京都と言えばどんな場所を思い浮かべられますか?

清水寺、金閣寺、八坂神社、嵐山、稲荷伏見大社など、とにかく「道を歩けば観光地に当たる」場所だと認識しています。

そんな数ある京都の観光地の中で、私が今回訪れた場所が「美山かやぶきの里」です。

いわゆる京都とはまた違った雰囲気でしたが、とても魅力的な場所でした。夏の放水、冬の雪灯廊など、季節ごとに違った表情を見せてくれる場所でもあります。

今回はそんな「美山かやぶきの里」の冬の表情をお伝えできればと思います。

「美山かやぶきの里」とは

美山かやぶきの里

京都府南丹市美山町を代表する観光スポット、美山かやぶきの里。

かやぶき屋根の民家が現在も多く残っており、国の重要伝統建造物群保存地区にも選定されています。日本の原風景という言葉がぴったりな、自然も豊富な場所です。

民宿も2つあり、遊んでそのまま宿泊することも可能です。カフェも2つほどあるようです。

イメージとしては小さな白川郷ですが、人もそれほど多くなく、都会の喧騒から離れてのんびり過ごしたい方にはぜひおすすめしたい観光地です。

「美山かやぶきの里」へのアクセス

交通手段は基本的に車になるかと思いますが、高速道路が近くまであるわけではなく、園部インターチェンジで降りてから下道を約1時間です。これを聞いただけでアクセスはあまりよくないことが伝わるかと思います。

電車の場合は、京都駅から嵯峨野山陰線に乗車し約1時間で最寄り駅である「JR日吉駅」に到着します。そこからさらに約40分ほどバスに乗車する必要があるようです。遠いし乗り換え多い。

車の運転ができる人は、おとなしく車で行かれることをおすすめします。ただし、冬季は路面が凍結している可能性が高いので、スタッドレスタイヤは必須です。

美山かやぶきの里 駐車場

駐車場(通常時は無料)も十分な大きさがありますが、後述する「雪灯廊」の開催時期は満車になっていましたので、早めに行くなど対策が必要です。

イベントの時期は京都駅から直行バスなども出ているようなので、事前に調べられることをおすすめします。

美山情報(アクセスなど) [京都美山ナビ]

冬の「美山かやぶきの里」

「かやぶきの里」を散策(昼)

「雪灯廊」の点灯時刻まで時間がありましたので、まずは日中のかやぶきの里を散策してみました。

雪もよく降るエリアですので、冬場の雪の積もったかやぶき屋根は必見です。

美山かやぶきの里

美山かやぶきの里

2月2日に訪れてみましたが、この日は比較的暖かく、雪は随分と溶けてしまっていました。

美山かやぶきの里の坂道

坂道は多いですが、舗装はされているので歩きにくいと感じることはありませんでした。しっかり除雪もされていました。

ポスト

レトロなポスト。

雪に埋められたキャベツ

雪に埋もれたキャベツ?

藁?

なんだろこれ?

木漏れ日

かやぶき屋根に積もる雪

小さな雪だるま

冬の美山かやぶきの里、良きです。

「かやぶきの里」周辺を散策

知井八幡神社

かやぶきの里から歩いてすぐの場所にある「知井八幡神社」。

知井八幡神社からの眺め

ちょっとした高台にあるので、全体を見下ろすことができます。

由良川

かやぶきの里のすぐ側を流れる由良川。水の透明度に感動。

悠々ひろば

駐車場の敷地内にあるお店「悠々ひろば」。半分はお土産屋で、もう半分が飲食店となっています。

悠々ひろば

肉うどん

肉うどん(750円)を食べましたが、温かくて美味しかったです。

美山かやぶきの里「雪灯廊」

毎年冬に期間限定で行われるイベント、かやぶきの里「雪灯廊」。雪のランプなどが道を照らし、かやぶき民家がライトアップされる幻想的なイベントです。

かやぶきの里 雪灯廊

2018年は1月26日~2月2日まで開催していました。

雪灯廊 駐車料金

駐車場ですが、通常時は無料のようですが、雪灯廊の期間中は1,000円がイベント協力金としてかかります。点灯時間が近付いてきたころには満車になっていました。

出店

店舗数は少ないですが、たこ焼きや唐揚げなど出店もありました。

人ごみ

日中はそれほどいなかった観光客が、点灯時間を過ぎたころにはこの人ごみ。歩くのも一苦労といった状態でした。

美山の星空

雪灯廊とは関係ありませんが、夜になると肉眼でもはっきり見えるほどの満天の星空も楽しむことができました。

ではここからは「雪灯廊」の見どころを一つずつご紹介していきます。

かやぶき民家がライトアップ

かやぶき民家がライトアップされ、ロマンチックで大人な雰囲気に。

かやぶきの里「雪灯廊」ライトアップ

かやぶきの里「雪灯廊」ライトアップ

ライトアップを撮る人々

あまりの人の多さに加え、恐怖を感じるほどの寒さのためじっくり撮影するのは至難の業でした。当たり前ですが、本気の防寒で臨みましょう。

道を照らす雪灯籠

雪灯籠500基、花灯籠150基、LED灯籠200基などが、道を明るく照らします。

かやぶきの里「雪灯廊」ライトアップ

かやぶきの里「雪灯廊」ライトアップ

かやぶきの里「雪灯廊」ライトアップ

かやぶきの里「雪灯廊」ライトアップ

雪のランプ。おしゃれ。

冬の打ち上げ花火が美しい

初日と最終日のみ、冬の夜空を打ち上げ花火が彩ります。打ち上げ数こそ少ないですが、冬の花火が見られる貴重な場所です。

雪灯廊の打ち上げ花火

雪灯廊の打ち上げ花火

雪灯廊の打ち上げ花火

雪灯廊の打ち上げ花火

雪灯廊の打ち上げ花火

規模は小さいとも言えども、澄んだ空気に打ちあがる花火は圧巻の光景でした。

まとめ

かやぶきの里「雪灯廊」ライトアップ

決してアクセスが良いとは言えないですが、それでも頑張って行って良かったなと思える場所です。

お昼前に着いてしまったため、こんな何もない(と思ってた)場所で夜まで何しようと正直思っていたのですが、気付けば夜になっていました。休日は時間が流れるのが早い。

かやぶき民家以外にも、由良川や知井八幡神社など観光スポットもあり、写真を撮る人は間違いなく楽しめる場所だと思います。

真冬の「美山かやぶきの里」、おすすめです。

次はこの記事

美山かやぶきの里を紹介

冬の美山にてポートレート撮影をしてきました。こちらの記事でも美山かやぶきの里の雰囲気を見ることができるかと思います。

ほとんど女性の写真ばかりですが。

▷ 【作例】「TAMRON 28-75mm F2.8 Di Ⅲ RXD」で撮るポートレート(京都 美山かやぶきの里)