こんばんは、しゅんさんぽ(@shunsanpo)です。
2017年も間もなく終わってしまいますね。さて、大掃除を華麗にサボって撮り納めしてきましたよ。
今回訪れた場所は、兵庫県と大阪府の県境に位置する「千里川土手」!!
千里川土手とは
千里川自体も一級河川ですが、それ以上に大阪国際空港(伊丹空港)の飛行機ウォッチングのスポットとしてすっかり全国区ですね。
飛んでいる飛行機を日本で最も近くで見られるスポットで、GoogleのCMにも登場していたみたいです。
とにかくド迫力な飛行機は感動間違いなしで、写真家のみならず、デートや家族で訪れるにもオススメです。
アクセス
徒歩
最寄り駅は阪急宝塚線 曽根駅。そこから徒歩で20分ほどです。
アクセス良好とは言い難い。
車
車で行こうにも、近くに駐車場がなく路上駐車が後を絶たなかったのようです。しかしそれは昔の話。路上駐車が頻発したせいか有名になったおかげか、現在は駐車場ができております!
- タイムズ豊中勝部1丁目
今回はこちらを利用しました。最大料金は全日600円なので安心。
駐車可能台数は31台でしたが、年末の土曜日ということもあり15時に着いた頃にはほぼ満車でした。なんとか止められてよかったです。
- オリックスパーキングスポット千里川土手
それほど変わりませんが、こちらの方が少しだけ飛行機ウォッチングスポットまでは近いかもしれません。
駐車可能台数は36台で、こちらも最大料金は全日600円。
撮影時のポイント
必要な機材
- 焦点距離200mm~500mmの出来るだけ明るいレンズ
この写真を見てもらうとわかるかと思いますが、滑走路まで結構距離があります。(わかりにくい写真でごめんなさい)
大迫力の写真を撮りたい方には200mm以上の望遠レンズをオススメします。
今回私が使用したレンズはCanonの「EF70-200mm F4L IS USM」です。
▷ Canonの望遠ズームレンズ「EF70-200mm F4L IS USM」を半年間使ってみた
このレンズの望遠端で200mm。使用したカメラがAPS-Cなので、35mm換算で320mm。最低でもこのぐらいは必要かと思います。
日中の場合はそれほど関係ありませんが、ライトアップ後の定番構図を狙う場合は明るいレンズ推奨です。
着陸する機体を写し止めるためには、シャッタースピードを確保しないといけません。ISOを上げれば撮れるには撮れますが、私のカメラではISO3200以上はノイズがひどくあまり使いものになりませんでした。
F2.8以上だと最高ですが、もし私のように高くて買えないレンズ難民は、嫌々泣きながら仕方なくISO感度を上げて対応しましょう。
- 三脚
夜景撮影には必須の三脚。
最近のミラーレスだとかなり手振れ補正が強力になってはいますが、やはり望遠での手持ちには限界があります。ぶれないようにできるだけ丈夫な三脚が理想です。
また、あまり低い三脚だと手前のフェンスが写りこんでしまいます。私は154cmのビデオ三脚を使用しましたが、もう少し高さがあればなと思う場面がありました。
170cm以上の三脚を選ぶと問題なく使用できるかと思います。
離陸前の飛行機は一回止まってくれる時と、そのまま止まらず飛んで行ってしまうのがありました。「止まれ、止まれ」と心の中で祈りましょう。
三脚があると、止まっている機体であればISO感度を下げて撮影できるため、ノイズの少ない綺麗な写真が撮れます。
注意点
飛行機がこれだけ近いと、後方気流でかなりの風が吹きます。この日も、じゃがりこと紙コップを見事に飛ばされました。帽子も飛ばされないよう注意が必要です。
また日陰になる場所や風を受け止める壁なども何もないため、熱中症対策、防寒対策など季節ごとに対策は必須です。
トイレは歩いて10分ほどの場所にあるコンビニまで行かないとありません。
事前準備をしっかりしてから行きましょう。
まとめ
あれこれ言いましたが、望遠レンズと三脚が必要なのはあくまでも定番構図の話。
超広角レンズで飛行機と人のシルエットを写すもよし、手持ちで流し撮りに挑戦するのもよし、楽しみ方は人それぞれ。
写真を撮らなくても一日ずっと見てられるので、あまり気負わずにまずはぜひ訪れてみてください。(本気カメラマンばっかりなのかと私はビビッてました)
おすすめの機材
純正ではありませんが、F2.8の明るさを純正の半分の価格で手に入れられます。評判も上々で、どちらもCanon用とNikon用が販売されています。(TAMRON欲しい)
アルミ4段三脚に3way雲台のセット。高さも173cmあり、ローアングルにも対応しています。
お金に余裕がある人はカーボンがオススメです。(ただしカーボンには雲台セットのプランはないので購入時は要注意)