こんにちは、しゅんさんぽ(@shunsanpo)です。
平成最後の8月が始まりました。しかし、連日の猛暑で夏はもうお腹いっぱいです。あまりに暑すぎます。
さてそんな中、暑さを吹き飛ばすぐらい熱いイベントに行ってきました。夏の風物詩、花火大会です。
8月4日(土)に実施された「第48回みなとこうべ海上花火大会」にて、少しだけですがポートレート撮影をしてきました。
使用したレンズは、先日記事でも紹介した「TAMRON 28-75mm F2.8 Di Ⅲ RXD」です。
▷ 【レビュー】「TAMRON 28-75mm F2.8 Di Ⅲ RXD」はSONYユーザーは買うべき。フルサイズEマウントの必須レンズ。
今回はスペックなどについて詳しくは語りませんが、F2.8通しレンズで夜間撮影がどのぐらいできるのか、ポートレートを撮るのに適しているのかなどをご紹介したいと思います。
撮影場所「みなとこうべ海上花火大会」とは
毎年8月初旬に、兵庫県神戸市にて開催されている花火大会です。今年は兵庫県政150周年を記念して、花火の打ち上げ数が1万5000発と例年以上の規模で実施されました。
ではさっそく花火の写真をといきたいところですが、あろう事か花火の写真がほとんどありませんでした。撮るには撮りましたが、三脚なし、看板の真正面から撮るというズボラっぷり。
これでは花火がメインか、看板がメインかわからない。
でもいいんです、今回はあくまでもポートレートがメインです。
ポートレート【作例】
それでは、「TAMRON 28-75mm F2.8 Di Ⅲ RXD」で撮影してきたポートレート作例です。カメラはSONY α7RⅡを使用しました。
便宜上、ポートレートと言ってはいますが、このレンズで人物を撮るとこんな感じに写るんだなぐらいの気持ちで見ていただけたらと思います。
正面から光が当たる位置に立ってもらって撮影。扇子越しの口元がああ奥ゆかしい。
開放で撮ってたつもりがなぜかF3.2だったので、玉ボケは若干歪んでます。
光を背にして撮影。ISO6400まで上げて撮りましたが、解像度もノイズも許容範囲かと思います。
開放F値がF2.8なので、開放で撮っても背景を完全にぼかせない場合もあります。上の写真のように、被写体の近くにあるものなどはそれなりに存在感が残ってしまっていますね。
しかし、なんでも大きくぼかせばいいとは限りません。背景が残るからこそ、ロケーションと交じり合いモデルがさらに引き立つのではないでしょうか。
程よいボケ感はモデルの邪魔にもならず、さらに神戸のシンボル、ポートタワー前で撮影したこともわかります。
旅行写真、思い出写真をメインで撮る人にとっては、背景がぼけ過ぎないのがちょうど良いのかもしれません。
もっと明るいレンズでも絞って使えば同じでは?と言われそうですが、ついつい開放で撮ってしまいがちなので、開放でF2.8ぐらいがちょうどいいのです。
観覧車とショッピングモールを背景に撮影。水面に映る光も綺麗に玉ボケになっています。
まとめ
「TAMRON 28-75mm F2.8 Di Ⅲ RXD」で女性ポートレートを撮るのは初めてでしたが、広角から中望遠までF2.8通しで撮影できるのはやはり強いなと感じました。これがもしF4通しだったら、今回のような夜間撮影ではかなり苦労したのではないかと思います。
また、ズームレンズのためレンズ交換の必要がなかったので、撮影自体もスムーズに行えました。
ポートレートは単焦点レンズというイメージが強かったですが、個人的にはこれだけ写れば十分だなと思いました。正直このレンズを買ってから単焦点レンズはほとんど使っていません。
これからも「TAMRON 28-75mm F2.8 Di Ⅲ RXD」一本で、風景、ポートレート、なんでも撮っていこうと思います。