こんにちは、しゅんさんぽ(@shunsanpo)です。
今回ご紹介するのは、富士フイルム「SUPERIA X-TRA400」です。
フィルムの定番として長く愛されてきたロングセラー商品で、私も常用フィルムとしてどのフィルムよりも使用しています。今回数えてみると、一年間で700枚ほど撮影していました。何でもない日常を撮りたくなるフィルムなので、自然と撮影枚数が増えてしまいます。
そんなお気に入りのフィルム「SUPERIA X-TRA400」をレビューしていきたいと思います。
「SUPERIA X-TRA400」とは
どんなフィルム?
「SUPERIA X-TRA400」は、2007年に富士フイルムから発売されました。値段も手頃で、写りも素直で癖が少ないことから、常用フィルムとして長く愛されてきたロングセラー商品です。
そんな人気商品でしたが、残念ながら2018年3月、惜しまれつつも生産終了となってしまいました。しかし、海外パッケージであれば現在も購入できるようです。
ちなみに、メーカー公式から代替品として推奨されているのが「SUPERIA PREMIUM400」です。メーカーホームページによると、優れた粒状性で日本人の肌を綺麗に写し、シャープで鮮やかな発色を実現しているそうです。
写りの特徴
- 落ち着いた色味
- 素直な描写
- ノスタルジックでレトロな味わい
- 程よい粒子感
「SUPERIA X-TRA400」の特徴といえば、なんと言っても癖のない写りだと思います。決して悪い意味ではなく、フィルムと聞いて一般的に連想されるような落ち着いた色味で、どこか懐かしくレトロな味わいの写真が撮れます。
私はこのフィルムらしさが好きなので、常用フィルムとして使っていました。おそらく同じように常用フィルムにしている人はたくさんいると思うのですが、どうして販売終了なのか、寂しい限りです。
「SUPERIA X-TRA400」作例
ここからは、実際に「SUPERIA X-TRA400」を使って撮影した作例を紹介していきます。枚数が多くなりますので、シチュエーションごとに分けています。
自然・空
落ち着いた発色ですので、海や空、植物なども自然に映し出してくれます。同じ空でもいろんな色になるのが面白いところ。
建築物
建築物、人工物でも派手過ぎず、自然なままを見せてくれます。派手さはなくとも、不思議と記憶に残る写真が撮れるのが好きです。
日常・スナップ
何でもないような日常との相性は抜群です。一枚目なんてNintendo Switchを開封しているだけですが、個人的にはお気に入りの写真が撮れました。
人物
肌の色もナチュラルで、不自然に黄色くなったり赤くなったりしません。ポートレートにも安心して使用できます。
まとめ
これまで様々なシチュエーションで活躍してくれたフィルム「SUPERIA X-TRA400」。どのフィルムにするか迷ったときには、このフィルムをよく選んでいました。
ISO400という汎用性の高さ、素直な描写はどんな場面でも使いやすく、絶対的な安心感があります。しかし面白みがないという訳ではなく、フィルムを始めるときに求めていた“フィルムらしさ”が最もあるフィルムではないかと思います。
海外パッケージもいつまで販売されているかわかりません。販売されている今のうちに買っておきましょう!
ネガフィルムまとめてみました
これまでに私が使ってきたネガフィルムをまとめてみました。各フィルム10枚程度の作例を掲載しています。