こんにちは、しゅんさんぽ(@shunsanpo)です。
これまでに様々なフィルム記事を書いてきましたが、その中でも一番読んでいただいているのは「ネガフィルム「Kodak ULTRAMAX 400」の色味が斬新すぎる【レビュー・作例】」という記事です。
「ULTRAMAX400が青すぎる」という話なのですが、これを書いたのがもう2年以上前。
その後も使っていくうちに、現像の仕上がりも自分の中での評価も変わってきましたので、今回改めて再レビューをしてみようと思います。
ULTRAMAX400は、青いだけじゃない。
「ULTRAMAX400」再レビュー
現像所を変えた
これが印象が変わった一番の要因だと思いますが、現像所を変えました。
前回のレビュー時は大手量販店に出していましたが、ここ最近は山本写真機店さんにお願いしています。
他のフィルムでも言えることですが、現像所を変えるだけで仕上がりは大きく変わります。
どこが上手とかイマイチとかという話ではなく、どこが自分の好みと合うか、理想通りに仕上げてくれるかだと思います。
青すぎた時代
まずは参考までに、以前レビューしたときの写真です。
やはり、青すぎる。
これはこれで良いのですが、個人的にはあまりにブルーが強すぎて落ち着かないんですよね。
数年後には「この青さが良い」とか言い出している可能性もありますが、今の好みでは正直ありませんでした。
青さからの卒業
では、ここ最近のULTRAMAX400の写真を。
前回レビューを読まれて、こんなに青いならやめとこうかなと敬遠されていた方にもぜひ見ていただきたいです。
全体的にすっきりとした色味で、青みについても以前ほどの主張はないかと思います。
この仕上がりであれば、人を撮っても肌が真っ青になることもなし、空の絶妙なグラデーションを損なうこともないのではないでしょうか。
結論
ULTRAMAX400は、現像所によっては青すぎない。
同じフィルムでも撮影の季節や時間、カメラ、現像所によって仕上がりは大きく変わります。
ある程度はネットで情報収集はできますが、最終的には「自分で使ってみて試す」に尽きるかなと思います。
2021年1月からは、コダックフィルムの値上げも発表されています。
写真なんて結局は好みの話ですので、試せるうちにいろいろなフィルムを試してみて、その中で気に入ったものを使って楽しみましょう!