こんにちは、しゅんさんぽ(@shunsanpo)です。
11月中旬、まさに今が行楽シーズン真っ只中。私も来週、再来週とフォトウォークの予定が入っており、毎日わくわくしながら日々過ごしています。
さて、そんなフォトウォークに欠かせないのが機材選びです。まだ結論は出ていませんが、デジタルカメラとフィルムカメラの二台持ちで臨むつもりです。フィルムカメラには、フィルムが必要ですね。
ということで、フォトウォークにも持っていくであろうアイテムの一つが、今回ご紹介するネガフィルム「Kodak Ektar100(エクター100)」です。
かなり強引に繋げましたが、「Ektar100」のレビューをしていきたいと思います。
「Kodak Ektar100」とは
どんなフィルム?
「Ektar100(エクター100)」とは、アメリカに本社を置く世界最大の写真用品メーカー、Kodak社から発売されているISO100ネガフィルムです。
海外からの輸入品ということもあり、値段はやや高め。36枚撮りで1,500円~1,700円ほどです。しかしフィルム写真をやる以上、金額を考えてはいけません。とは言っても、それでもやっぱりちょっと高い。
写りの特徴
Ektar100の特徴はなんと言っても、世界最高の粒状性と発色の良さです。
一般的にISOが上がればノイズも増えてくるため、ISO100のフィルムはもともと比較的ノイズは少ない種類ではあります。その中でも「Ektar100」は特にノイズが少なくなめらかな写りです。
またこれは想像以上でしたが、とにかく発色が素晴らしいです。ただビビッドというわけではなく、フィルム独特の柔らかさも持ち合わせているように感じます。
高彩度フィルムと言えばFUJIFILM の「Velvia100」が有名ですが、それとはまったく違った発色、描写を見せてくれます。
「Kodak Ektar100」作例
ここからは、実際に「Ektar100」を使って撮影した作例を紹介していきます。
まずは曇った場面での作例写真を3枚。落ち着いた発色で、フィルムらしい淡さ、儚さを感じる写真です。
これはこれで好きですが、Ektar100の本領は、晴れの場面でこそ発揮されると思います。
素晴らしい発色。鮮やかですが、決して派手すぎない良いバランスだと思います。
高彩度フィルムは、花や空など鮮やかなものを撮るのに最適。ISO100なので、晴れた日でも使いやすいです。
色飽和は起こりやすいですが、そこは割り切りましょう。個人的には、フィルムにそこまで解像度を求めていないのでまったく気にしていません。
夕方の雰囲気もうまく表現してくれています。
たまらなく良い。Ektar100最高。
エモいよ。逆光最高。
夕日 × Ektar100、最高でしかない。
今回のまとめ
コスパが良いとまでは言えませんが、値段に見合った価値は十分にあると思います。
高彩度でありながらフィルムらしさもきっちりと残っており、フィルム世代、デジタル世代のどちらにも馴染みやすいフィルムだと思います。ISO100なので屋内や夜間撮影には厳しいですが、発色のバランスが良く、日中であればどんな場面でも使いやすいですね。
富士フイルムのフィルムしか使ったことがないという人は、ぜひ一度試してみてください。また違った発見や新鮮味があるかと思います。
ネガフィルムまとめてみました
これまでに私が使ってきたネガフィルムをまとめてみました。各フィルム10枚程度の作例を掲載しています。