こんにちは、しゅんさんぽ(@shunsanpo)です。
これまでさまざまなフィルムを使ってきましたが、モノクロフィルムはまだ使ったことがありませんでした。色のないモノクロの世界は、まさに光そのものを撮るイメージ。得意のごまかしが通用しない。
しかしせっかくのフィルムカメラ、モノクロも使ってみたい!
ということで今回はそんなモノクロフィルムの定番商品、FUJIFILMから発売されている「NEOPAN 100 ACROS(アクロス)」をはじめて使ってみました。
目次
「NEOPAN 100 ACROS(アクロス)」とは
ISO100としては世界最高水準の粒状性で、豊かな階調、優れたシャープさを備えています。風景写真でもポートレートでも、どんなシーンの撮影にも対応できます。
このように大変優れたフィルムではありますが、実は2018年10月を以って出荷終了となります。徐々に値上がりはじめるかと思いますので、在庫に余裕のあるうちに買っておきたいところです。
【追記:2019年秋頃から再販されることが決定しました】
「NEOPAN 100 ACROS(アクロス)」作例
Nikon NewFM2 + NEOPAN 100 ACROS
今回は一眼レフカメラ「Nikon NewFM2」で撮影してみました。
カメラをモノクロで撮る。最高。
モニュメントもよりアーティスティックに。
自分の腕が上がったのかと勘違いしそうなほど好みの写真を撮らされます。
奥に見える街並みが芸術的。そこに馴染めてしまうタケナカナミさん(@blancoo_house )。
都会とモノクロって良い。
夕日を正面に逆光で撮影。伸びる影がドラマチック。
ここまでの写真はフォトウォークイベント「たけさんぽ神戸」に参加した時に撮影した写真です。モノクロで撮るスナップも楽しい。
新緑がきれいな季節でしたが、あえてモノクロで撮ってみるのも面白い。
撮影を行ったこの滝の詳細については以下の記事で紹介しています。
▷ 滝畑四十八滝のひとつ「光滝(こうたき)」は森林浴の穴場スポットだった
今回のまとめ
デジタル世代の私からすると、後からでも現像で白黒にできるのにどうしてモノクロフィルムを使うんだろう、と正直思っている部分もありました。
しかし、もはや恒例となってきましたがまたしてもフィルムに良い意味で裏切られました。
モノクロフィルムをただの白黒写真だと思ってた自分が恥ずかしい。ACROS、今まで誤解しててごめん。 pic.twitter.com/JrbDU5t9uo
— しゅんさんぽ (@shunsanpo) 2018年7月1日
空気感というのか、深みというのか、今まで私が撮ったことのない写真を撮ることができました。そして悲しいことにも、それはなにかを意図して撮ったわけではなく、ただシャッターを押しただけで撮れてしまったのです。
ACROSのストックは残り11本。もう少し買い足しておこう。
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今回はモノクロフィルムの紹介でしたが、やはりカラーで残す写真も良いですね。
昔に比べると種類が減ったとは言え、まだこれだけのカラーネガフィルムが販売されています。