こんにちは、しゅんさんぽ(@shunsanpo)です。
今も使い続けている人は一体どれぐらいいるのでしょう。一世を風靡したEマウント用ズームレンズ「TAMRON 28-75mm F2.8」を。
▷ 「TAMRON 28-75mm F2.8 Di Ⅲ RXD」はSONYユーザーは買うべき【レビュー】
2018年5月に発売されて以降、数ヶ月のあいだ入手困難な状況が続き、話題を呼んだこのレンズ。
ある程度するとブームは落ち着き、次第に話題に出ることも減り、そして現在では使っているという声すらあまり聞かなくなってしまいました。
そんな悲しい扱いを受けた(?)レンズですが、私は今も常用レンズとして使っています。
このレンズを買ったあたりから全国を飛び回る生活を始めたこともあり、旅のパートナーとして大活躍してくれました。
そんなともに歩んだ1年半をたっぷりの写真で振り返ってみたいと思います。
目次
TAMRON 28-75mm F2.8と過ごした日々
このレンズを購入して約1年半が経ちました。撮影した総枚数は15,000枚。
それが多いのか少ないのかはわかりませんが、少なくとも私が持っているレンズの中ではもっとも使用頻度は高かったです。
ちなみに、ファーストショットはレンズキャップ。新しいレンズを買うと、まずレンズキャップを撮ってしまうのはあるあるですよね。
ここから、このレンズとの冒険が始まりました。
便利はいいこと
「ズームレンズは“便利すぎて”写真が上達しない」「ズームは“便利だけど”描写は単焦点には敵わない」など、いろいろ言われがちなズームレンズ。
それらの意見が間違いだとは思いません。なぜなら私自身もそう思う部分もあるからです。というか、単焦点レンズもめちゃくちゃほしい。
ただ、だからと言ってズームレンズがだめかと言われるとそうではないと思います。
否定されるときによく取り上げられる”便利”という部分ですが、やはりこれこそがズームレンズの最大の武器であり魅力だと思います。
便利っていいことでしょ?
広角域(28mm付近)
できるだけ広く撮りたい時には、ズームリングを広角側に回すだけ。
広角側で撮るとただ広く写るだけでなく、パースの効いたダイナミックな写真も撮ることができます。
標準域(50mm付近)
標準域はどんな場面でも使いやすく、私も気付けば50mmに合わせて撮っていることが多いです。
スナップ、ポートレート、風景、困ったときには初心に戻って50mm。
望遠域(75mm付近)
中望遠といえば、やはりポートレート。背景をすっきりとさせて、被写体を浮き上がらせて撮影することができます。
一部分のみを切り取ることができるため、スナップで使ってみても普段とは違った視点の写真が撮れるかもしれません。
荷物が減るのはいいこと
2泊3日ぐらいの旅行では、私は基本的にスーツケースは使いません。リュック一つに荷物を詰め込み、それを抱えたまま旅先を歩くことがほとんどです。
そうなると、もちろん荷物は極限まで減らしたい。しかし、シャッターチャンスは逃したくない。
そんな時にはズームレンズ。これ一本で、ある程度のシチュエーションをカバーすることができます。
荷物は多いよりも、少ない方がいいでしょ?
長時間の移動が多くなる写真旅行は、荷物が少ないに越したことはありません。写真を撮るにはフットワークの軽さは重要です。
また、荷物を減らして出来た隙間に他のカメラを入れることもできます(沼)
写りのいいこと
どれだけ便利でいくら荷物を減らせても、肝心の写りがイマイチでは元も子もありません。
ズームレンズは単焦点には敵わないとよく言われますが、果たして本当にそうでしょうか。
では、最後に作例をたっぷりと見ていただきたいと思います。
ほらほら。
写りも十分な気がしませんか?
ほら、ほら、ほら。
すごい写りじゃないですか?
ほらほらほらほらほら。
だんだん写りも十分な気がしてきたでしょ?(洗脳)
まとめ
買おう?
ついでに、α7IIIも最高だから一緒に買おう?
なんならフィルムも最高だから、はじめよう?
▷ これまでに使ったフィルム全部数えてみました【使用本数ランキング】
この記事はアドベントカレンダーの参加記事です
この記事は、写真家であり「KOTOBAKO」の運営者であるしむさん(@46sym)が作成されたアドベントカレンダー【3rd Roll】カメクラが沼へ誘う Advent Calendar 2019の参加記事です。
カメクラが日替わりで記事を書いていき、12月25日までバトンを繋いでいくというこの企画。
昨日のゆきこさんからバトンを受け取りました。
明日は野球少年さんが記事を書いてくれます。お楽しみに。